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【イベントレポート】最良の顧客体験を実現する!SAP CX LIVE 2018 @Barcelona に参加しました!

 

2018年10月10日・11日の2日間、スペイン・バルセロナで開催された「SAP CX LIVE(SAP Customer Experience LIVE)2018」のレポートをお届けします。今年の6月にHybrisからリブランディングされた「SAP® C/4HANA」に関するSAP社の取り組みをいくつかご紹介します。みなさまのご参考になれば幸いです。

1.SAP CX LIVE とは
このイベントは今年6月にHybrisからリブランディングされた「SAP® C/4HANA」のグローバルイベントで、欧州有数のコンベンションセンター「Fira de Barcelona Gran Via」にて、2日間に渡り、250以上のセッションが開催されました。

前日、バルセロナのエル・プラット空港に到着して、まず目に入ってきたのが、本イベントを案内するいくつもの巨大看板です。空港だけでなく、バルセロナの街中にこのイベントの案内を目にし、自然と期待が高まりました。

 

会場はこちらです。

 

前日夕方には、世界中のC/4パートナーが一堂に会し、ウェルカムパーティが催されました。会場は「モンジュイックの丘」、ここには1992年に開催されたバルセロナオリンピックのメイン会場があり、バルセロナの街が一望できる小高い丘で「フニクラ(登山電車)」と呼ばれるケーブルカーで向かいました。
各国のパートナーの方々とお話をしていると、いつのまにか会場の外は豪雨。バルセロナでもこんなに雨が降るのかと思うほどの雨で、FCバルセロナのホームスタジアムであるカンプ・ノウでも一部冠水、マジョルカ島では大きな被害が出たそうで、嵐の初日となりました。

2.SAP CX LIVE のようす

次の日の早朝から「SAP CX LIVE 2018」の本会場へ。2日間とも朝7:30開場で夜は遅くまで開催。
多数の来場者で終日賑わっていて、世界中のC/4ユーザー、パートナーの期待が伺えました。

SAP CX CEO Alex AtzbergerによるKeyNote
 

まずはじめのKeyNoteセッションでは、SAP CX CEO Alex Atzberger氏によるKeyNote「SAP® C/4HANA SUITE」の話があり、Marketing、Commerce、Sales、Serviceに加えて、カスタマー・エクスペリエンスの向上を実現するため、さまざまなチャネルにまたがる顧客データを統合的にマネジメントする「Customer Data Cloud」が紹介されていました。

この「Customer Data Cloud」のベースとなっているのはカスタマー・アイデンティティ・マネジメントの代表的なソリューション「Gigya」。私たちにとっては、以前からNTTコムオンライン・マーケティング様にご紹介頂いていたこの「Gigya」がC/4の顧客データの礎となることで「すべてはC/4のもとに!」という流れがグローバルではずいぶんと早く実現されつつあるのだなぁという思いを強くしました。

Customer Data Cloud がC/4の仲間入り!
 

また近いうちにSAPの各ソリューションのクラウドライセンス売上がオンプレミスを超えるという話もありました。

SAPのビジネスモデルの変遷。クラウドライセンスの売上がオンプレを超える日は近い。
 

私が聴講した事例セッションでも、クラウドライセンスは保守費をはじめ、オンプレミスに比べると運用にかかる費用の構成要素がシンプルであるため、5年TCOでオンプレミスよりもリーズナブルであるというプレゼンを目にしました。具体的な事例でのお話でしたのでお客様へのご提案に活かせる情報でした。

そして次に、C/4パートナーが作った部品やテンプレート、アダプターなどを格納し、流通、利用できるExtention Factory Project「Kyma」のご紹介。私はパッケージ事業に長く従事しておりましたので、こういったファクトリーとかマーケットプレイスのような施策を行ったことはありますが、なかなか運営が難しいのが実情でしたが、私はパートナーの一員として、Kymaに期待したいと思います。

Extention Factory Project「Kyma」のご紹介
 

Extention Factory Project「Kyma」のご紹介
 

そして、「Open Data Initiative」の発表がありました。
「Open Data Initiative」はSAP社とAdobe社、Microsoft社の3社が手を組み、Azure上にC/4HANA & S/4HANA、Adobe Experience Cloud、Dynamics 365のデータを集約してサービスを提供するという内容で、モバイルやウェブなどの行動データやERPをはじめとするトランザクションなど、分散しているデータを結んでいく基盤となるそうです。

SAP社とAdobe社はCX領域でのライバル、SAP社とMicrosoft社はERP領域でのライバルと思う方もいらっしゃると思います。これまでERPの領域ではモノリシックな戦略でマーケットシェアを獲得してきたSAP社でさえ、こういったコラボレーションを推進するんだなぁ、そういう時代なんだよなあと思いながら発表を聴いていました。

「Open Data Initiative」のご紹介
 

「Open Data Initiative」のご紹介
 

2日間のKeyNoteで、特に印象に残ったのは「競合比較」でした。
前述のAdobe社とMicrosoft社との協調を謳いつつも、CX領域の競合比較では大胆にSAP社の優位性を示していました。
各社相次ぐ買収合戦の中、この領域で高いカバレッジを誇るSAP社が、CXの仲間入りをした各ソリューション・サービスとこれからどう連携・統合を図っていくか、パートナーの一員として大変興味深く、そして、お客様に導入するベンダーの立場として注視していかなければならないと思いました。
 

SAPと競合他社との比較
 

そして、2日目にはKeyNoteや個別のセッションを聴講するだけでなく、SAP社の方々にアレンジいただき、C/4パートナーとのネットワーキングミーティングに参加しました。この場をお借りして、SAP社の皆さまに改めて御礼申し上げます。

3.SAP CX LIVE の所感
2日間にわたり、20以上のセッションを聴講した所感をお伝えしたいと思います。

・C/4HANAへのリブランディングにより、会場は私が想像していた以上に盛り上がっており、SAP社そして世界中のパートナーのさまざまな取り組み・事例を見聞きし、C/4に対する各社の「熱」を肌で感じることで、私たちも、これまで以上にお客様のC/4への取り組みに注力し、お客様のCustomer Experience実現に向けて少しでもお力になれればと思いました。

・またブースやセッションでは、CommerceのみならずMarketing、Sales、Serviceの活用事例を目にすることが多く、さらにはCPQ(Configure Price Quote)の事例も増えてきていることがわかりました。私たちはこれまでCommerce,Marketingを中心にお客様への導入を進めてきましたが、今後はさらにカバレッジを広げ、CX領域をトータルでご提供できるパートナーになりたいと思います。

 
SAP CXのキーワードは「#be Bold」。これから、私たちももっともっと大胆にC/4の事業を推進していきたいと考えています。
 

4.さいごに

 JSOLでは「SAP® C/4HANA」を活用したプラットフォーム「JSOL Digital Engagement Platform (J-DEP)」を提供。リード・見積・注文・請求・アフターサービスといった一連の営業プロセスのデジタル化をコンサルティングから運用まで支援し、お客様の販売拡大、顧客獲得に寄与します。

 デジタル化による「ビジネスモデルの変革」「顧客や代理店とのコミュニケーション強化」「顧客データや商品情報の統合」「営業とマーケティング部門の一体化」などに興味はあるけれど、本当に効果があるのか?とお思いの方は、ぜひJSOLのデジタルトランスフォーメーション無料診断サービス「デのべ場」をご活用ください。
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